CCUS登録技能者の能力評価(レベル判定)について

建設キャリアアップシステム(CCUS)のレベル判定についての説明ページです。実際の建設キャリアアップシステム(CCUS)については、詳しくはこちらを御覧ください。

建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価(レベル判定)について、現行の2段階システムから、CCUSの登録時に技能・経験に応じたカード発行を行う「ワンストップ化」(窓口の一本化/白カードを経ずにレベル2~4のカード発行を可能にするシステム構築)が実施されることになった事に伴い、インターネットによる「国交省レベル判定システム」は停止され、当面、能力評価(レベル判定)は、各能力評価実施団体において受付・実施することとなりました。 以上を踏まえ、(一社)全室協において、下記の通りレベル判定を実施いたしますので、上位レベルの資格・経験等のある技能者を有する企業におかれましては、申請くださいますようご案内申しあげます。

※本レベル判定は、年間を通じて受付いたします。
レベル判定後のカード発行は、従来通り、一般財団法人建設業振興基金(CCUS事業本部)にて実施されます。

1.内装仕上技能者の能力評価(レベル判定)対象者

次の(1)(2)両方の要件を満たしている技能者
(1) CCUSに登録し、「技能者ID」を有している「内装仕上技能者」
(2) 「内装仕上 能力評価基準」において、上位レベルの資格・経験年数要件を満たしていること。

内装仕上 『能力評価基準』

レベル カード 就業日数 保有資格 職長・班長としての就業日数
レベル4 ゴールド 就業日数が2,150日(10年)以上であること。 ●登録内装仕上工事基幹技能者
●優秀施工者国土交通大臣顕彰
●安全優良職長厚生労働大臣顕彰
●1級建築施工管理技士
●卓越した技能者(現代の名工)
・レベル2、レベル3の基準に示す保有資格
職長としての就業日数が
645日(3年)以上であること
レベル3 シルバー 就業日数が1,075日(5年)以上であること。 ●1級技能士(内装仕上げ施工職種または表装職種)
●青年優秀施工土地・建設産業局長顕彰
●2級建築施工管理技士
・レベル2の基準に示す保有資格
職長又は班長としての就業日数の合計が645日(3年)以上であること
レベル2 ブルー 就業日数が645日(3年)以上であること。 ●2級技能士(内装仕上げ施工職種または表装職種)
●足場の組立等作業従事者特別教育
●自由研削といしの取替え等の業務特別教育
●有機溶剤作業主任者技能講習
●丸のこ等取扱作業車安全教育
●玉掛け技能講習
レベル1 建設キャリアアップシステムに技能者登録をされ、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者

※ ●印の保有資格については、いずれかの保有で可

2.申請書類

※全てExcelフォームに入力(自署欄以外、手書きの受付は不可)

(1) 作成する書類

書類名 内容等 入力フォーム
能力評価申請書 兼 キャリアアップカード
(レベル2以上)交付申請書
(様式1)
  • 申請者が、申請するレベル、保有資格、経験年数等を申告する書類
  • 様式1の就業年数は、(様式2)または(様式3)に「CCUSに登録した期間」と「それ以前の期間」に分けて入力した年数の合計を入力する
Excelシートに入力して作成

Excelファイルはこちらから(様式1~3)
経歴証明書
(様式2:所属事業者の証明)
  • 上記「能力評価申請書」に記載の経験年数のうち、「CCUSに登録した期間」を証明する書類
  • 最も古い就労期間の起算点は、建設業に関する、資格、研修、表彰等を初めて取得した時期 ※申請者本人の自署は必須。
経歴証明申請書
(様式3:一人親方などの方)
  • 上記「能力評価申請書」に記載の経験年数のうち、「CCUSに登録した期間より以前」を証明する書類
    ※「様式2」の経験年数のみで、経験年数要件を満たす場合は、この「様式3」の作成は不要です。
    ※「様式3」を作成する場合、自署は必須。

(2) 添付する書類

申請者の「建設キャリアアップカード」の写し
能力評価申請書(様式1)に記載した「保有資格」の全ての修了証等の写し
※各修了証の写しの添付に代えて、「CCUSの画面コピー(様式1に記載した申請者の保有資格が分かる画面)」の添付でも可。
建設業振興基金への申請手数料の振込証の写し
※申請手数料の詳細については、後記「4.申請手数料」参照。
※複数名分をまとめて振り込む場合は、内訳の補記を必ずお願いいたします。

3. 申請方法

次の(1)(2)両方を実施してください。

(1) Excelファイルのメール送信 上記①~③(様式1・2・3)の書類を作成したExcelファイルを、(一社)全室協の次のメールアドレスに送信 ※「所属会社名」と「申請者氏名」を付与(保存)した上で、スキャニングデータ・PDFで送信してください。


[ファイル名付与見本]
CCUSレベル判定申請(所属:○○内装㈱ 申請者:内装太郎
(2) 申請書類(添付書類を含む)原本の郵送 印刷→自署・押印した申請書類(①~③)、添付書類(④~⑥)の全てを折らずに封筒に入れて、
配達記録が確認できる方法(特定記録、レターパック等)で以下へ郵送してください。
この郵便物が届き次第、最終受付となります。

[送付先]
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-5-10 神田ビル4階
一般社団法人全国建設室内工事業協会 能力評価申請担当行
 
※送付された書類は返却出来ませんので、予め控えをコピーしてください。

4. 申請手数料

申請等の送付前に以下の通り申請手数料の振込を行い、振込証の写しを提出してください。

申請手数料(カード発行費用含む・税込) ①(一社)全室協の会員企業(正会員・特別会員)から申請 1名につき
4,000円
②上記以外(非会員)から申請 1名につき
4,500円
振込先
※(一社)全室協の口座ではありませんのでご注意ください。
◆建設技能者能力評価制度推進協議会(建設業振興基金)

みずほ銀行神谷町支店
普通預金3033486
口座名義:建設技能者能力評価制度推進協議会
※管理上、振込人名の前に、全室協の数字「22」の入力をお願いします。
※振込手数料はご負担お願いします。

5.申請書受理後のスケジュール

申請書等(Excelファイル)・添付書類(郵送分)に不備がない場合、概ね、次を予定しています。

(1) 「能力評価結果通知書」(国交省指定フォーム)を(一社)全室協より発行

申請書等のExcelファイル(メール)、書類原本(郵送)の全てを受理した月の翌月中を目途に、(一社)全室協より、所属企業宛(「様式1」に入力された情報)に郵送。

「能力評価結果通知書」が必要な場合は、メール(nintei@zsk.or.jp)またはFAX(03-3666-4483)にて、必要となる技能者名を明記の上、(一社)全室協まで申請してください。

(2) 「CCUSカード」を(一財)建設業振興基金より発行

郵送で全てを受理した月の「翌月」を目途に、(一財)建設業振興基金より、所属企業宛に郵送。

【注意】 以下は、(一社)全室協のレベル判定時点では確認ができませんので、特にご注意ください。

  • (様式1)に入力された情報のうち、申請者の「生年月日」「技能者ID」が、CCUSに登録されている最新情報と一致していない場合、「CCUSカード」の発行は行われません。
  • 申請者がCCUSに登録されている情報の「変更」を行っている途中(変更申請中)の場合、「CCUSカード」の発行は行なわれません。

※上記について、いずれも(一財)建設業振興基金の事務処理での不備となり、カード発行が大幅に遅れる可能性があるとのことですので、申請書提出時に必ずご確認ください。

尚、本レベル判定完了後、CCUSの登録情報のうち、「レベル」「各種書類郵送先」は自動的に更新されます。
書類郵送先の他、CCUS登録情報の変更が必要となった場合は、今回の判定によるカード受理後に、適宜、実施してください。